ソフト闇金の業者「メビウス」の首謀者が逮捕されたニュースが注目されています。
今回はソフト闇金の危険性について解説します。
ソフト闇金メビウスの首謀者を逮捕
2021年1月、ソフト闇金グループの首謀者が出資法違反の疑いで逮捕されました。
違法な高金利で融資したとして「ソフト闇金」グループの首謀者とみられる男が出資法違反の疑いで逮捕されました。福岡市の会社役員野尻哲也容疑者（44）は2019年、長崎市の男女2人に計20万9000円を貸し付け、法定利息の約16倍の18万7000円を受け取った疑いが持たれています。事件は2017年、長崎県警がサイバーパトロールで「ソフト闇金メビウス」のホームページを見つけ、発覚しました。被害者は全国で延べ2万人にのぼり、グループは約5億円の利益を得ていました。すでに男4人が逮捕・起訴されています。長崎県警は野尻容疑者が「メビウス」を立ち上げ、経営の指示や資金提供をしていたとみています。調べに対し野尻容疑者は「身に覚えがない」と否認しています。
引用：NCC長崎文化放送
ソフト闇金はインターネット上で活動していることが多く、今回は長崎県警がサイバーパトロールにより、事件が発覚しました。
ソフト闇金とは？
ソフト闇金とは、従来の闇金のような厳しい取り立てをせずに、親切な対応をウリにしている闇金業者のことです。
ソフト闇金と名乗っていても、金利が高いことは従来の闇金と何ら変わりません。
ソフト闇金を利用してしまうと、高額な利子を払えなくなり、借金の返済に苦しむことになります。
返済を滞ってしまうと、厳しい取り立てが始まります。
ソフト闇金の場合、恫喝などの厳しい取り立てがない代わりに、陰湿な嫌がらせをされる場合があります。
例えば、救急車や消防車を呼ばれて近所迷惑を起こしたり、出前を大量に注文されたりといった嫌がらせです。
ソフト闇金メビウスとは？
ソフト闇金メビウスは、7日間で20％の利息・10日間で30％の法外な利息を設定している闇金業者です。
2020年8月にもソフト闇金メビウスの運営者が出資法違反の疑いで逮捕されており、今回の逮捕が初めてではありません。
従来から公式サイトで堂々と闇金を名乗って営業していたため、逮捕されるのは時間の問題だったといえます。
shakkin-kaiketsu.hatenablog.com
ソフト闇金を利用してはいけない
ソフト闇金といっても、決して優良業者というわけではありません。
やっていることは完全に違法行為です。
利用すると返済に苦しむだけでなく、新たな闇金融から借り入れの勧誘連絡がくるなど、別のトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
個人情報が闇金業界に出回ってしまい、押し貸し被害や架空請求などの被害に遭うかもしれません。
一度流出した個人情報を取り戻すのはほぼ不可能です。
ソフト闇金などという名前に騙されず、正規の貸金業者からお金を借りるようにしましょう。
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まとめ
ソフト闇金メビウスは、すでに逮捕者が何人も出ている悪質な業者です。
他のソフト闇金業者も違法な業者なので、決して利用してはいけません。
もしも、ソフト闇金を利用してしまい困ってる場合は、弁護士や司法書士などの法律の専門家に相談しましょう。
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