個人再生の手続きは複雑で、終わるまで長い期間がかかります。
素人が一人でやるのは困難なので、専門家と一緒に手続きを進めていくのがいいですよ！
ここでは、個人再生をする流れと必要書類などについて解説していきます。
個人再生をする流れ
個人再生は裁判所を通じて借金を減額する手続きです。
そのため、実際に返済を行えるようになるまで、さまざまな手続きが必要になります。
個人再生の流れを簡単にまとめてみました。
業者に受任通知書を発送
↓
裁判所に個人再生を申立
↓
裁判所が個人再生手続の開始を決定
↓
再生計画案を作成し借金免除額、残りの借金額を検討
↓
再生計画案を裁判所・業者に提出
↓
書面決議
↓
裁判所による個人再生の再生計画の認可
↓
個人再生の返済を開始
裁判所に申立後、約半年後から返済が始まります。
原則3年間での返済となりますが､5年間の分割払いでの返済が認められることもあります。
個人再生の必要書類
個人再生をするときの必要書類は多岐にわたります。
・再生手続き開始申立書
・陳述書
・収入一覧
・主要財産一覧
・家計収支表
・戸籍謄本
・住民票
・源泉徴収票
・給与明細書
・確定申告書
・預貯金通帳のコピー
・保険証券
・賃貸借契約書
・車検証
・住宅ローンの契約書、など
案件によって必要書類は変わるので、専門家にアドバイスをもらいながら手続きを進めていきましょう。
個人再生の手続きにかかる期間
手続開始から認可決定までの期間は、一人一人の状況によって異なりますが、6ヶ月前後かかるのが一般的です。
まず個人再生の開始決定までに1ヶ月、そして再生計画案の認可までに5ヶ月を要します。
再生計画案が認可されると、約5週間後に再生計画案が確定します。
個人再生をするときは専門家に相談を！
個人再生は非常に手間のかかる手続きです。
必要書類が多いうえに、一つ一つの手続きに時間がかかるため、素人が一人で対応するのは困難です。
裁判所の指示に従わないと、手続きにかかる期間が大幅に延びることもあります。
個人再生を成功させて、借金を減額してもらいたいなら、弁護士や司法書士に相談して手続きを進めていきましょう。
個人再生の手続きを専門家に任せれば、生活再建に集中することができます。
専門家に依頼するときの費用は分割払いもできるので、気軽に相談してみてくださいね。
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